アイ&グレース

久保潤一

2025.07.07

Mr.サマータイム

皆さま、こんばんは。

Ai & Graceの久保潤一(くぼ・じゅんいち)です。

 

お久しぶりです。今回で4回目の投稿です。

今回は、私と関わりのある「高校演劇」について、少しお話しさせていただこうと思います。

 

さて、皆さんは「演劇」に、「高校演劇」というジャンルが存在することをご存知でしょうか? 

まあ、単純に「高校生が上演する演劇」のことなのですが、色々と面倒くさい制限の中で上演をしています。例えば、「上演時間が60分以内とする!」とか、「消えものは禁止!」とか、「大会では前の学校の上演が終了して搬出した後、10分以内とか15分以内に建て込みする!」とか、およそ「?」や「!」が飛び交うジャンルなのです。

もちろん、こういった決まりには歴史的経緯がありますので、決して否定できるものではありません。

 

全国には「全国高等学校演劇協議会」という組織があり、全国で2000校程度が加盟しています。また、東京都には「東京都高等学校演劇連盟(東京都高等学校文化連盟演劇部門)」という組織があり、都全体で200校程度が加盟しています。つまり、都道府県が全部で47あるうち、東京都だけで全国全体の1/10の加盟校があるということになります。「さすが芸術の都・東京」といったところでしょうか。

そして、東京都は全部で6つの地区に分かれており、それぞれ城東地区・中央地区・山手城南地区・城西地区・多摩南地区・多摩北地区と呼ばれています。

 

ところで、「高校演劇」にも「大会」というものが存在しており、東京都の場合、地区大会(A・Bでそれぞれ15校程度が参加)→都大会(A・Bでそれぞれ12校が参加)→関東大会(南・北でそれぞれ12校程度が参加)→全国大会(12校が参加)、という流れの中で、どの大会でも推薦校2校に選ばれないと上位大会には進出できません。かなりシビアですよね……。

 

都大会はなんと、一昔前は東京芸術劇場・プレイハウスで開催されており、近年では東京劇術劇場のシアターウエストとシアターイーストで開催されてきました。今年度は東京芸術劇場・シアターウエストのみで開催されるようです。

それにしても……高校生が東京芸術劇場・シアターウエストで上演しちゃうんですよ? 東京都の高校生って、本当に恵まれていますよね! 

 

そんなこんなで、次回は事務所に入ってからの2年半ほどの間のことを、少しお話しさせていただこうと思います。

 

では、2週間後ぐらいに、またお会いしましょう。

 

105-0021 東京都港区東新橋2-18-2 グラディード汐留2F 【Ai & Grace

オーディション申込フォーム