秦良輔
さるしばい
みなさんこんにちは。
Ai&Grace所属の秦良輔です。
本当に猿が芝居してたら、チャールトン・ヘストンもびっくりしたと思う。
今回は最近ちょっと思ったことをつらつらと書いてみます。
猿芝居というと、わざとらしい下手な芝居を指す言葉だが、舞台での演技になると大仰で下手な芝居をよく見かける。
大方は、役に血が通っていない感じで、役の感情を型にはめてテンプレート通りに動いたり台詞を言ったりしているものがそれに当たる。
型で演技をするのがとても上手い人ならそれでも良いが、誰かの型を真似てやっていたりすると役者と型がミスマッチになることもあり、とても見ていられない演技になる。
型で演技するのも、台詞を字面で覚えるのも正直言ってわざわざ難しいことをしているように思えてならない。役者が役でいる時間というのは、役としてただ在れば自然とその周りの環境やそこから受ける感情に沿って台詞が喋れるものであって、この場面ではこういう動きをしてこういう台詞を言うと全て段取りで覚えているのでは効率が悪いはずだ。
実際には「のように見える」型の芝居というのは必要な場面もあるとは思っている。特に映像演技になると、正確にはリアルではない芝居が求められる場面も多々あると思う。
しかし、役を演じるという行動の本質は、役者の中に役と同じ感情を作り、役と同じ気持ちで与えられた環境の中で生きることで、舞台の大きさなどの環境によってその出力が変わるだけの事だと思う。
ジーラ博士だって、最初はテイラーが猿の真似をしていると思っていたが徐々に感情があるとわかったのだから、きちんと感情を込めて動くことで伝わるものもあるんじゃないかと思うコーネリアス。
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